エンド様が使用されている機種：IODATA製のLANDISK（HDL-GT1.0/R5）のデータ復旧のご依頼でした。
突然エンド様より、連絡がありアクセスができなくなったとのことでした。現場で確認してみたところ、アクセスランプがすべて赤に点灯、RAID崩壊になっている状態を確認したそうです。再起動や、IPアドレスの変更などデータ復旧を試みたそうですが、まったく改善されなく、ウィンゲットまでご相談いただけました。

診断結果といたしましては、2,3番ハードディスクに物理的異常を確認。2番ハードディスクにつきましては、データ読み取る部品（ヘッド）が完全に制御できない状態になっており、部品交換が必要と判断いたしました。
3番ハードディスクにつきましては、データ読み取りテスト時に一部読み取れない領域が発生しており、プラッタ（ディスク）に傷がある可能性があると判断いたしました。正常に読み取りができない状況によりRAID崩壊が発生したと判断いたしました。
2番ハードディスクにつきましては、部品交換が必要なレベルとなっておりましたので、まず3番ハードディスクから磁気情報の取得を行い、複製ハードディスクを作成。
1,4番ハードディスクと複製ハードディスクをRAID解析機材に接続、RAIDのデータ復旧を試みました。

お客様より「ここまでデータ復旧が早いとは思わなかった。エンド様がいらっしゃたので不安点などがありましたが、色々と親切に答えていただきありがとうございました。」とお答えいただき、本当にデータ復旧でき、大変よかったと感じました。
今回の障害状況といたしましては、物理障害と判断いたしました。お客様自体でデータ復旧作業をすると障害が悪化する場合があるため、大切なデータ、重要なデータの復旧率をあげるには、なにか異変を感じたら、すぐ通電を止め、メーカやデータ復旧業者に相談することを強くお勧めいたします。
またウィンゲットでは、データ復旧サービス以外にも、データバックアップのご提案もさせていただいております。インターネット上にデータを保存するサービス、クラウドサービスをご提案させていただいておりますのでご興味ございましたらお気軽にご相談ください。